

国循とともに過ごす知的な余暇
ご自宅や職場、国循研究所内、病棟内などからインターネットを通じて参加いただけるセミナーです。
特別講師

山形 与志樹 先生
国立環境研究所・地球環境研究センター・主席研究員
GCPつくば国際オフィス代表
超好熱菌の微生物学、極限環境の微生物生態学、深海・地殻内生命圏における地球微生物学を経て、現 在は地球における生命の起源・初期進化における地球微生物学および太陽系内地球外生命探査にむけた宇宙生物学を研究。
1997年京都大学大学院農学研究科水産学専攻博士課程修了。
日本学術振興会特別研究員、科学技術振興事業団科学技術特別研究員、米国パシフィックノースウェスト国立研究所博士研究員を経て、2000年海洋研究開発機構(当時 海洋科学技術センター)入所。
地殻内微生物研究プログラムグループリーダー、深海・地殻内生物圏研究分野分野長などを経て、2019年より現職。
第8回日本学術振興会賞(2012年)、第8回日本学士院学術奨励賞(2012年)など受賞。
講演内容
2020年10月、日本政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを宣言しました。脱炭素はエネルギー・環境面だけでなく、社会・経済システム全体、そして多くの国民の考え方の変換を伴う大きなチャレンジです。
今回は地球環境問題ご専門であり、国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告書作成にも携わっておられた山形 与志樹先生を特別講師としてお招きします。
2050年までにCO2実質ゼロ排出・脱炭素社会を実現するためには、私たちの環境や生活はどのように変えていかなければならないでしょうか。ポストコロナ時代における脱炭素化についてお話しいただきます。
ファシリテーター

西村 邦宏 先生
国立循環器病研究センター 予防医学・疫学情報部長
開催概要
開催日時 | 2021年2月25日(木)19:00〜20:30(18:45からアクセス可能) |
開催方法 | オンライン(Zoomウェビナー) |
共催 | 国立循環器病研究センター研究所×ジーワン株式会社 |
定員数 | 200名 |
対象者 | 高校生以上 |
参加費 | 無料(事前参加登録が必要です) |
チラシ | チラシダウンロード |
スコレー(Scholē/σχολή)とは
元来は、「閑暇」「ひま」をあらわす古代ギリシャ語。古代ギリシャにおいて自然哲学より始まるギリシャ哲学の形成に寄与した時間的なゆとり。単なる余暇ではなく、精神活動や自己充実にあてることのできる積極的な意味をもった時間、また個人が自由または主体的に使うことをゆるされた時間を指します。
「学校」を意味する英語のschool、フランス語のecole、ドイツ語のshuleの語源となっています。国循はこの「スコレー」を「日々の業務から離れて自分の充実のために使う充電時間(charging time)と再定義しました。「国循スコレー」は、「国循とともに過ごす知的な余暇」をコンセプトとし、参加者の皆様に良質な充電時間を提供いたします。
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